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くび・かたの痛み
くび・かたのいたみには、単純な「かたこり」のほか頚椎の変性(加齢による変化)にもとづく痛みもあります。
くびスジの「こり」は頭痛や目の痛み、こめかみの痛み、歯の痛みを引き起こすこともあります(緊張型頭痛・頸原性頭痛)。
頭痛が心配で脳外科に行ったが異常なしと言われた。
目が痛いので眼科に行ったが目は悪くないと言われた。
歯が痛いので歯科を受診したが歯は悪くないと言われた。
ペインクリニックにはこのような方が多く受診されます。
診察してみるとくび・かたの「こり」が非常に強くなっています。
神経ブロックやエコーガイド下ハイドロリリースで、くび・かたの「こり」を治療すると、頭痛・目の痛み・歯の痛みが軽快することがほとんどです。
肩関節の痛み
肩関節の痛みはいわゆる五十肩のほか、関節内部の腱の損傷や炎症による痛みも多くみられます。
超音波診断装置で関節や腱(腱板)の状態を調べて原因部位に治療をします。
上肢(腕・手)の痛みやしびれ
くびから腕・手に痛みやしびれが走る場合は頚椎の変形や椎間板ヘルニアで神経の付け根(神経根)が刺激されていることもあります。また、神経根よりも末梢で腕神経叢という神経の束が圧迫されて起こる「胸郭出口症候群」という病態もあります。
痛みよりも手のしびれが主体で、指先の細かな動きがしにくくなっている場合(巧緻運動障害)は、頚椎の内部で脊髄が圧迫されている可能性がある(頚髄症)のでMRIで精査のうえ手術療法を考慮すべき場合もあります。
MRIが必要な場合は高松赤十字病院や近隣の開業医に紹介して検査を依頼します。
手術適応を考慮すべき状態であれば高松赤十字病院整形外科あるいは他の基幹病院整形外科に紹介いたします。
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